アトピーの入浴方法

アトピーの人はかゆみを和らげるために入浴するという人も多いと思います。私もアトピーがひどいときは、入浴しているときだけがかゆみを忘れられるときだということがありました。食事のあとなどでかゆみがピークに達するときに、あわてて浴室に駆け込んでいました。からだが温まり、汗が出始めるときはかゆみが増すのですが、それを越えると落ち着いてきますよね。アトピーの人は積極的に入浴してからだを温めるようにしましょう。ただ、やみくもにお湯につかればいいというものではありませんのでいくつか注意点を挙げてみましょう。
1.やわらかいお湯を使いましょう
やわらかいお湯というのは、質のいい水を使ったお湯です。水道から出てくる水は、そのままでは塩素濃度が高く、肌にはよくありません。台所で使うような浄水器もなかなか使用できませんので、自然の素材をそのままつかった入浴剤を使ってやわらかいお湯にするようにしましょう。私もいろんな入浴剤を試してみましたが、天然成分を使った安心できる入浴剤であれば、どれもそんなに変わりはなかったように思います。ただ、一般に大手企業がコマーシャルしているような入浴剤は、着色料などが入っていますので、使わないようにしましょう。それから、入浴剤を切らしてしまったときや、肌が少し改善してきたら、もっと簡単なお勧めできる方法があります。それは、入浴剤の代わりにお風呂に天然塩を入れるのです。直接口に入れるものではないので、安いものでいいのですが、天然のミネラルをたっぷり含んだ塩を選んで使ってください。このとき、JTの塩は絶対にやめてください。あれは自然の恵みを受けた“塩”ではなく、化学工場でつくられる塩化ナトリウムです。もちろん、調理に使うのもおすすめできません。天然塩を入浴剤の代わりに使うのは、安上がりで簡単なのでお勧めです。天然塩は、お湯を浄化し、肌を刺激しないやさしいお湯にしてくれます。
2.半身浴をして温まりましょう
心臓に負担をかけずに、リラックス効果とからだを温める効果を望むなら、やはり、半身浴がお勧めです。少しぬるめのお湯に長めに浸かるのがいいでしょう。暑くなったら湯船から出たり入ったりして寒暖の差をつけるようにすると、副交感神経を刺激して効果的です。しっかりからだを温めてたくさん汗をかきましょう。汗と一緒にからだの老廃物が出ているとイメージしながら半身浴をするとさらに効果的です。
3.週に2回は熱めのお風呂に入りましょう
先ほど紹介したHSPを効果的に発生させるためには、お湯の温度は、少し熱めの42度くらいのお湯がいいようです。このくらいの温度のお湯に10分くらい浸かると、その2日後くらいが、HSP発生のピークになるようです。だから週に2回くらいは、熱いお湯で元気になるための入浴、ほかの日は、少しぬるめのお湯でリラックスするための半身浴と使い分けるといいですね。
4.お風呂でストレッチしましょう
お風呂はからだを温めるものですから、できたらお風呂で簡単なストレッチや運動をすると効果的です。場所をとらなくてもできる柔軟体操などがいいのではないでしょうか。私はどちらかというとストイックな運動が好きなので、お勧めはスクワットです。これは、からだでもっとも大きい筋肉である足と臀部の筋肉を鍛えることになりますから、その大きな筋肉を鍛えることで体温を上げ、血液をサラサラにする効果もあります。内臓にもいい刺激になるので、便通にもいいですよ。お風呂でスクワット、これ一押しです。
5. お風呂で温まって痒くなったときの対処法
肌状態がまだ回復していないときは、肌のバリア機能が低下して乾燥しているので、お風呂に入ってからだが温まり汗ばんでくるまでの間は、非常に痒くなりますよね。このときに、からだを掻きむしるのはもうしかたないと思っていませんか。私もずっと我慢できずに掻きむしっていたのですが、いろいろ試してみて、私なりに、これをやめる方法をみつけましたのでご紹介します。それは、シルクタオルを使うことです。シルクタオルは繊維の目が細かいので、少しくらいゴシゴシこすっても肌が傷つきにくいのです。痒みが襲ってきたときに、掻きむしる代わりに、シルクタオルで軽くゴシゴシやるのです。爪で掻くよりも断然肌が傷つかないのですが、結構いい刺激になるので痒みを忘れられます。実際にシルクタオルを使うようになって、日常生活での痒みも随分と和らぎ、驚くほど肌状態がよくなりました。これはお勧めです。シルクタオルはなかなか身近には売っていないかもしれませんが、「シルクタオル」でネット検索するといろんなお店で購入できます。普通のタオルに比べれば値段は張りますが、それだけの効果はあります。但し、シルク製品は古くなると硬くなってくるので、ある程度硬くなったら肌を傷つけないように新しいものに交換する必要があります。ちょっとコストはかかりますが、試してみてはいかがでしょうか。
6.お風呂から上がったら体温を保持しよう
 お風呂から上がったら、すぐにからだを拭いて、乾燥を防ぐために保湿剤を塗ります。面倒でも肌のバリア機能が正常になるまでは、保湿剤をしっかり塗らないと痒みが増しますのでちゃんと塗りましょう。この辺のことはまずどなたもやっていることだと思います。保湿剤もできれば天然成分を使ったやさしいものがいいでしょう。既にステロイドを使用していて、手放せなくなっている方は、急にやめると逆効果ですので、徐々に減らしていった方がいいと思います。ステロイドについては、別のステップで詳しくお伝えします。  保湿したあとは、熱を逃がさないように10~15分は、タオルケットや毛布にくるまって保温します。汗をかいたら拭いておくようにしましょう。お風呂あがりに汗をかきたくないという気持ちはわかりますが、これを続けると体温が上昇します。夏でもこの保温を行うようにしましょう。
7.その他の体温を上げる入浴法
これは船井総研の船井幸雄さんが本で紹介していた方法です。 まず入浴前に、湯のみ半分ほどのお湯にひとつまみの天然塩を入れて飲み、 ちょっと熱めのお湯に10分ほど入ります。 そしてお風呂から上がったら、また入浴前と同じように用意したお湯を飲み、飲み終わったらすぐに寝てしまうという方法があります。これで一日、0.1度ずつ体温が上がっていくのだということです。それで、37度になったら一旦やめて、数日おいてまた37度になるまでやっていくと、体温が36.8度くらいに保てるようになるそうです。一度試してみてはいかがでしょうか。 すぐにでも体温を上げたいと思っている方には、おすすめの方法です。
お風呂に入ると、温熱による血管拡張作用で血行がよくなり、内臓や筋肉への酸素の供給や栄養補給が増し、腎臓や肺からの老廃物の排泄作用も促されます。このような絶大な効果がある入浴ですが、簡単に毎日できますので、アトピー改善のためにこれを取り入れない手はありません。ぜひ、リラックスして、からだを温めることに重点を置いた温浴を行ってください。アトピー改善に大いに効果があるでしょう。

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